ILMA Express 150,000Hits(X-15 A-3 "DeltaWing")

X-15DeltaWing

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  おかちんさんILMA Expressへ、上陸15万人(!)突破記念として贈らせていただきました。ノースアメリカンX-15A-3"delta wing"な美砂希さん。

  X-15は1952年、成層圏上部に於いてマッハ10を達成しようとしたNACA(当時)の極超音速機計画で採用された機体です。「OUTLAW STAR」に登場したXGP15のモデルと言った方がピンと来る人も居るかも。まるでミサイルみたいなスタイリング、真っ黒な(2号機は白だけど)機体、後縁がナマクラの主翼、まさに楔といった感じの垂直尾翼、Xプレーンの中にあっても特にトンガッた(ほんとにとんがってますが・笑)デザインは、50年の時を経てもなお色褪せません。
#でも子供の頃初めて写真で見た時は、あまりカッコ良く思えませんでした。余りにも奇抜で(^^;

  X-15は合計3機製作され、その3号機の胴体を延長し、主翼をデルタ化(*1)して最高速度マッハ8.5を目指そうとしたのがこの"A-3 deltawing"。こういった機体の発射母機(*2)にはNB-52ではなく、何とXB-70を採用し、それも背中から発進(*3)させようという計画まで有ったとか。うわー、燃え燃え!!そういうわけで、余裕が有ればリーンにXB-70コスプレしてもらおうかと思っていたのですが、ちょっと無理でした(;;)。きっと萌え萌えに違いなかったのに。くすん。

  そんな燃え萌えなA-3ですが、実は実機は存在しません。残念なことに、改修される前にX-15の3号機は事故で失われてしまっているのです。XB-70もやはり事故に遭って計画が中止されていますし、何だか因縁めいたものを感じてしまったり。成層圏の深い青の中で、真っ白なバルキリーの背中から発進する漆黒のデルタ翼はきっと美しかったことでしょうね。ああなんて勿体無い(;;

  と、みーちゃんはーちゃん(死語)はこのくらいにしまして、絵の話をば。 敬礼絵(笑)がここのところ多かったので、ポーズは割と控えめに。その代わりせくすぃー3割増しで。

  「・・・・・(;」

  いやあの。だってせくすぃーな飛行機なんだもん。 チャームポイントは垂直尾翼をデザインした帽子でしょうか。X-15のアイデンティティですから、外せません。主翼(絵ではスカートですね)には本来なら更にUSAFのロゴとかラウンデルが入るのですが、うるさくなるのでシンプルにしました。あとは・・・髪の毛のハイライトの入れ方をちょっと色々模索してみたりとかしてます。 反省点はちょっとタッチがざらざらと残り過ぎたかな、と(最初はもっと凄かったんですけどね;;)。あと美砂希さんの胸はこんなに大きくありません(笑)。まあ、せくすぃー3割増しって事で・・・。

  「・・・・・・・・・・(;;」

*1通常型(?)の主翼は台形です
*2とにかく速度を叩き出すのが目的の飛行機ですから、自分で離陸して高々度に上がるなんて事はしないのです。"ライトスタッフ"でもベルX-1がB-29から発進していましたね
*3何だか一時期噂になった"オーロラ"みたいですよね(^^;

スペーシング用画像

Ad Astra/Gallery/Gift/ILMA Express 150,000Hits 2001-12-27(2002-02-18up) fileupdated at:2003-03-06 webmaster:tsugumi shinai