やはり飛行点検隊のU-125,50周年記念塗装機.飛行点検隊のトレードマークのチェッカーのデザインを残しつつ,チェッカーの配置と色を変えて,同じくブルーの星を散りばめています.右が昨年の入間基地祭で撮影した標準塗装.
小松救難隊(石川県小松基地)配備のU-125A.但し機体は百里救難隊より借り受けているものだそう.背景にブルーインパルスのT-4が並んでいますね.この機体を撮る頃には場内は凄い人だかりでフェンスに近づけませんでした・・・.ていうか最前列でビレジャーシート敷いて昼寝するのは止めて欲しいですしょんぼり.
「天気も良かったですし,たくさん人が来るのは良い事ですよ,ね?」
でも〜.
「U-125系のベースになっているのはイギリスのビジネスジェットBAe125.機体下部の張り出しは捜索用のレーダです.縦方向に大型化された窓も救難機ならではのチャームポイントですね.他に保命用援助物資や救難用火工品−救命胴衣ですね,を投下する機構も備えます」
(・・・流された・・・)余談ですが,この機体,米国レイセオンのものとしても紹介されることが多いです.更にいうと「ホーカー800」とも呼ばれたりしてもうややこしいこと.実はBAeのビジネスジェット部門はレイセオンに買収されているのでした.ホーカーがBAe傘下になってそのビジネスジェット部門がレイセオンに,という具合.ああややこしい.
入間基地,飛行点検隊所属のYS-11FC.自衛隊の管理する飛行場等の無線,電波施設の点検が主な任務です.点検は低空をフライパスしながら行うということで,多分航過しつつ試験用の電波を送受信するのでしょう.
貨物室(・・・のはず)のハッチ.ドアの取っ手が時代を感じさせます.
機体下面に並ぶアンテナ類.模型製作の際は髪の毛を使うと上手くいきます.